Rise！ライズ！らいず！　Ⅱ

コケた時に来ていたジャケットとグローブを見るとグローブの損傷は掌の一部だけ、ジャケットはそで口部分の損傷が激しい・・・。
てっきり肘から落ちたかと思ったが、

地面に”掌底”を見舞って手首が先に折れたらしい。

ハンドル握ってて”いきなり”だったから肘の前に手首が突いたってことで、
これじゃあ、どんなに頑丈な「エルボー・プロテクター」あったって折れるわ。

んで、バイク側。

走ってる状態で”突撃”したワケではないのでまだ？マシと思いきや、
コンクリート壁にノーブレーキ状態で滑走してケツからドンッだからRフェンダーがグッシャリ。





こんなでっかい塗装片。

微妙にフェンダーレールも曲がってる。







ドライカーボン製ナンバープレート板も見事に削れて、

ナンバーもゲロゲロ。






この前弄ったばかりのサイレンサーは見事にベッコリ。

裏側もぺったんこだから、これで倒れるスピードが速かったのが解る。





エキパイもフロントバンク側がガリンガリン。

他にはステップ、ウィンカー、スピードメーター、メーターステー、ハンドル、Fマスターシリンダー、Fフェンダー、ヘッドライト、バックミラー、タンクと言った感じ。

救いはフルアジャ・オーリンズが無傷なこと。



入院２日目で病室を引っ越す事になった（もちろん４人部屋）のだが、
そこに居た先客？２人のおっさんがクソ。

一人は向かいのベッドのクソ。
午前中朝メシ食ってからリハビリ行って、帰って来ると昼飯前まで昼寝。
午後またリハビリ行って帰って来ると晩飯前まで夕寝してる。

んで、夜っつーと晩飯食ってから消灯までTV観て、消灯からベットの枕元の電気を夜中の２時でも点けてる・・・・。
この灯りが天井に反射してオレのちょうど目線上なワケ。
うっとおしい。

もう一人は隣のクソ。
携帯はマナーモードなし。メールで「ピロリンッ！」と鳴って普通に電話も掛かって来る。
タメ息と独り言は普通のトーンで遠慮知らず。

とりあえず引っ越し初日はガマンするわ・・・新入りだし、大人だから。

引っ越し二日目。
相変わらず電気点けっぱなしで時計見ると１時・・・・・・・・ムリ。

「すいませーん、灯り消せる？」
ナニしてるかと思ったらマンガ読んでやがった・・・・・昼寝の時間に読め、ボンクラっ！！

次の日にお向かいさんはお引越し。


今度は隣のクソ。
しばらくの間は消灯してすぐのメールと携帯の着信だから、
まぁ、ガマン。

しかし、コイツさんざん毎日院内アナウンスで「携帯はマナーモードで・・・。」って言ってるのに、
なんでそのままなのかが不思議なくらい。

退院が決まる前日の夜。
もう出たいからオレもイライラ度MAX！！

消灯一時間後にメール着信音・・・・もちろんガマン、






１５分後にまた着信音・・・・大人だからガマン（テメェー、次は無いぞっ！！）






５分後・・・・・・・着信音・・・・・・・・　ブチッ！！

「こぉらぁーっ！！おっさぁーーーんっ！！
いい加減マナーモードにしろっ！！
うるせぇーぞっ！！！！！」

たぶん、着信音よりオレの切れた音の方がデカかったと思う。

その場で引っ越し決定！！

自称「協調性ゼロ」のオレ以下だから、

コイツらは相当なクズ。